ほかの記事にもあるように、ボクはせどりによって資金ショートのピンチに立ったことがあります。
一口に 資金ショート と言っても、それによって苦しめられる期間は長く、また徐々に状況は悪化することが普通です。
ボクも例外ではなく、資金ショートに至るまで、2年以上苦しみました。
ここではその頃のボクの心境をお話ししましょう。
返済日延期を相談する心境
当時メインで仕入れに使っていたクレジットカードの引き落とし日 は 毎月27日 でした。
当然その日に支払えるわけではありません。その日に支払えない生活が続くと、ますますそれは不可能になっていきます。
この日に支払いができないと、翌日から電話をたくさん受けることになります。
この電話には出たくはありませんよね。ボクも電話に出ることなく放置していました。
そして、翌月10日 までに支払い をしないと、11日から利用停止です。
問題はここからです。11~14日 頃にサポートデスクに電話をかけ
「支払いができません。相談をさせてください。」
「25日 に全額を振り込む、というのでどうでしょう?」
このように交渉をします。
なぜ 25日 と指定するか。この日が待ってくれるギリギリだからです。
こうやって25日 までに支払うことを約束して、残りの15日間を頑張るわけで・・・
このときの心理。電話をかけるときはホントいやな気分だった。それが毎月の恒例でした。
そのうち、「25日までは待てない」なんて言われるんじゃないか、とヒヤヒヤの恒例行事。
そのうち、開き直ったほうが楽、と歩きながら電話をしたり片手に本を持ってみたり・・・
電話が終わったあとは肩の荷が下りた気分で、まさに「命がつながった」という状態ですね。
それでも、このときにはもうカードは使えません。利用停止中なので。
どうやっても 25日 までに現金を用意できないと判断したなら、現金化というフェーズに移行するのでした・・・
現金化 によって資金調達をする心境
25日が近づいてくると現金化を考えます。十分に時間があるなら在庫を安く売り払ってしまうのですが、時間がない中で売れても、現金は間に合いません。
現金化は、卸業者やネットショップでなるべく有利な商品をリストアップするところから始まります。
次にお得意様に商品リストとその価格を提案し、契約成立です。
このときには商品は手元にありません。
現金を得て25日の返済をクリアすると、利用停止中のカードが復活します。そのタイミングで約束の商品を一気に仕入れるのです。
当然赤字です。リストアップのときにはなるべく赤字が小さくなるようには努力するのですが、赤字には変わりありません。
そのときの心理を想像できるでしょうか?
「この仕入れをすると10万円の赤字だ。でもこうしないと返済に間に合わない・・・」こんな状況です。
毎月のことですが、この赤字を帳消しにする成果を出してやろう、と意外にも前向きな心理が6割で、残りの4割の力で「詰み」への警鐘を静かに受け入れる。そんな心境でした。
今思い返しても恐ろしいことの繰り返しです・・・
返済日 の心境
返済日にも安心はできません。それどころかこれまでとは違ったハラハラがあるのです。
返済日には現金化によって現金が振り込まれています。
この現金化による金額は、Amazon からの入金がある前提で作られており、当日予定されている Amazon の入金が無いと支払い不可能になるケースもありうるのです。
つまり、「返済日当日に Amazon から10万円が入金されるから、現金化はギリギリの50万円にしよう」として、10万円が入金されないと10万円足りないという結果になるのです。
Amazon から入金されないことなんてあるの?と思われるでしょうが、あります。何というか、セラーセントラルに表示される「エラーが発生した」という類のメッセージとともに・・・
Amazon からの入金には地方銀行の口座を利用しており、ネットバンクの機能が無かったためATMで入金の確認をする必要がありました。
資金ショートの前年などは会社勤めをしており、出勤途中に朝一のATMに立ち寄り確認したものです。
この確認のとき、時間が早いということもあり入金されていないことも珍しくありません。これはヒヤヒヤですよ。「時間がたてば入金されるんだろうな?」と自分を納得させるしかない。
そして遅刻をしないように会社に向かいます。遅刻へのヒヤヒヤも恒例イベントでしたね・・・
で、支払は正午までにする必要があります。
つまり、勤務中に決着をつける必要があり、朝一で入金確認ができなかった場合はもう一度ATMに行くことになります。
勤務中に外に出ることは許されなかったので、コッソリと上司に見つからないように出ていきました。
で、入金を確認するとそこから楽天銀行のボクの口座に送金します。このときは、送金先を間違えないようにとヒヤヒヤです。
楽天銀行には即時的に入金されるので、デスクで落ち着いて支払い (返済) 作業を行います。
このときも、送金先や金額が間違わないようにヒヤヒヤです。
そうして返済を終えると、ようやく訪れる安堵感・・・ 利用停止の解除を待ちます。
利用停止解除を待つ心境
支払いが終わってももう一山あります。
たいてい当夜の21時頃に利用枠の復活が確認できるのですが、少し遅いときもあります。
22時 になっても復活していないなど、このときは送金先や金額を間違えたのではないかと不安な気持ちに!
もしくは、支払いはクリアしたけど利用枠を復活させられないというジャッジを下されたか・・・
ようやく復活が確認できると一安心です。
そして、現金化のために約束した取引のための仕入れに続きます。
赤字確定の心境
その仕入れは前払い取引のためのもので、赤字が確定します。
このときは無心で注文を続けます。途中、なるべく多くのポイントがもらえるような工夫はするものの、淡々と進みます。
こうしてようやく1か月の戦いが終わり、やり切った気分でベッドに・・・
そしてまた次の1か月が始まるのでした・・・
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